#PROJECT STORY 1

ルネサンスコート
⽻⽥SkyGate

挑戦と支え合いが形にした、初めての一棟

京浜急⾏空港線「⼤⿃居」駅から徒歩6分。
⽻⽥空港に近く、空港で働く⼈に⼈気の⼤⿃居エリアに完成した、資産運⽤型マンション『ルネサンスコート⽻⽥SkyGate』。
⽤地仕⼊れから販売までを担当したのは、当時新卒1年⽬だったSさんでした。
⼊社直後から⼿掛けることになったプロジェクト進⾏にはどんな苦労や⾯⽩さがあったのか、話を聞きました。

プロジェクト概要

  • 期間:2022年7月7日-2024年3月28日
  • 場所:東京都大田区
  • CHAPTER01 ⼊社3週間で巡り合った⼟地情報

    最初に土地情報を得たのは、⼊社して3週間経った頃でした。地場の不動産会社や仲介会社などを回る中で、ふと⽴ち寄ったある不動産会社。そこで紹介していただいたのが、のちに『ルネサンスコート⽻⽥SkyGate』が建つ⼟地情報でした。マンション⽤地を探していると伝えたところ、その会社が偶然にも当社供給物件隣地の建物を管理しており、「新⽇本建物さんになら…」と、とても好意的でした。

    ⼊社したての私には、⼟地の良し悪しがまったくわかりませんでした。ただ、持ち帰り、先輩に相談したところ「空港近くのこのエリアなら、仕⼊れに向けて動いたほうがいい」と⾔い切ってくれました。社内でも、「新⼈が⼟地情報を⼊⼿してきたぞ」と⼤きな話題になり、「部署を挙げて応援していこう」と、先輩や上司たちがすぐに動き出してくれました。

  • CHAPTER02 七⼣の⽇の契約締結。
    周りからの祝福に⾝が引き締まる

    ⼟地情報を得たあとは、⽤地仕⼊れを決めるまで複数回にわたって社内会議が⾏われます。私にとっては会議資料を作ることすら初めてのこと。周辺の賃貸物件や販売物件の利回りなどの事例集め、⼟地についてのさまざまな調査や資料収集、建築部へのプラン作成依頼など、先輩たちに⼀つひとつ質問し、必死に取り組みました。

    ⼟地の売買契約が成⽴したのは、七⼣の7⽉7⽇。⼊社3カ⽉での契約は当社史上、最速記録だったそうで、社⻑をはじめ多くの先輩⽅から祝福の声をかけてもらいました。会社に対しては、採⽤してもらった感謝の思いがあったので、できるだけ早く事業に貢献したかったんです。その点で、少しだけ戦⼒になれたかなといううれしさがありましたが、そこからも初めての業務の連続でした。

  • CHAPTER03 マンションができていく
    プロセスをひたすら学ぶ毎⽇

    契約締結後は、建物の仕様を決める企画会議がスタートします。契約時に決めた建物の⾼さや建築基準法に基づいて、具体的にどのような間取りにすべきかなどを賃貸仲介の営業の⽅からヒアリングしたり、建築担当を含め社内で議論しながら決めていきます。「空港需要を狙うなら単⾝者向け」「間取りのバリエーションは絞ろう」など、エリア特性を反映した議論が交わされていく中、私はただただ、マンションはこんな⾵にできていくんだ…と先輩たちの議論についていくのに必死でした。

    でも、1年⽬にこの経験ができたからこそ、マーケットを⾒る意識は格段に上がりました。「どんな⼟地で、どんな間取りの建物なら、資産価値を上げられるのか」という⽬線で⽤地を⾒るようになりましたし、建築や設計部⾨に対しても、その⼟地の特徴や市場ニーズを踏まえた提案ができるようになりました。

  • CHAPTER04 無事、満室引渡しへ。
    完成時の安堵感は忘れられない

    他社では、住⺠対応を専門会社に依頼するケースも多いようですが、当社ではすべて担当者が行います。もともとあった建物を解体し、4階建ての賃貸マンションを新しく建てる工事になるので、近隣住民の方は騒音や粉塵、日当たりの変化を懸念します。一軒一軒訪問し、丁寧に説明を重ねていく作業は想像以上に体力と神経を使い、“一棟が建つ”ことの重みを感じる経験でした。
    用地仕入れから始まり、約2年の月日を経てマンションが完成したときには、「無事完成してよかった」という安堵感に包まれました。投資家からの問い合わせにも恵まれ、竣工前に売却契約が完了しました。また、リーシング対応も先輩方にアドバイスを受けながら自ら契約締結し、25年3月には無事、満室稼働で引渡しも完了となりました。

MESSAGE 担当者から一言

このプロジェクトを通じて、⽬の前の仕事にコツコツと向き合っていけば形になる、という道筋を早い段階で⾒ることができたのはとても幸運でした。これからもお客様に「買ってよかった」と思っていただけるマンションをつくり続けていきたい。そして、機会があれば、駅前のオフィスビルやホテルといった⼤型案件にも挑戦したいです。