
#PROJECT STORY 3
ルネサンスコート
三軒茶屋Garden
積み重ねた知識・経験と信頼が創り上げた、こだわりの一棟
東急世⽥⾕線「若林」駅より徒歩3分の資産運⽤型マンション『ルネサンスコート三軒茶屋Garden』。
⽤地仕⼊れから販売までを担当したHさんは、⼈気の三軒茶屋エリアならではの仕様にこだわったといいます。
同エリアで複数物件を担当してきた経験をどう活かしたのか、話を聞きました。
プロジェクト概要
- 期間:2019年2月13日-2020年9月1日
- 場所:東京都世田谷区
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CHAPTER01 三軒茶屋エリアでの実績が
⽣んだ信頼本プロジェクトで出会った⼟地は、もともとは診療所があった場所でした。売主の⽅は、90代のお医者様。⽼⼈ホームに⼊居するタイミングで、⾃宅兼診療所だった⼟地の売却を検討していました。
その⼟地の情報は、懇意にしていた仲介業者さんからいただいたものでした。私は当時、三軒茶屋エリアで2棟のマンション開発と売却を終えており、相場観も⼗分ありました。⼟地を⾒た瞬間、「これは確実に売れる」と直感。売主様も、その実績を持つ新⽇本建物を信頼して選んでくださいました。⼈気の三軒茶屋エリアであり、世⽥⾕区にて⽊造住宅密集地域での⽼朽建築物の建て替え費⽤を助成する「不燃化特区制度」の対象エリアであったことから、社内の意思決定も⾮常に早かったです。解体費⽤の助成を受けられるため、当社としては、開発にかかるコストを抑えられるというメリットがあります。三軒茶屋エリアで複数案件を担当してきたからこそ、こうしたプラス材料もいち早くキャッチして検討でき、スムーズな契約につながったのだと思っています。
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CHAPTER02 ターゲット層のニーズに合った
設計へのこだわり企画段階でこだわったのは、25平米1Kタイプの部屋をできるだけ多くつくり、一人暮らしの若年層をターゲットにした「エレベーターなしの4階建て」仕様にした点です。通常は天井を高めにとって3階建てにするところを4階建てにすることで、さらにワンフロア分の賃料を得ることができるように設計しました。また、最上階の賃料を下げることで、「階段の上り下りは苦にならない、もしくは若干苦になるが、その分明るく眺望条件の良い高層階に比較的安く住めることがうれしい」というニーズを取り込もうと考えました。1階には専用庭をつくり、ガーデニングを楽しんだり、朝日を浴びてゆっくりしたりできるリラックス空間を設置。多様なライフスタイルに応えるプランを追求しました。
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CHAPTER03 Win-Winな関係構築が
新たな出会いをつくっていく住む⽅の暮らしをイメージして設計にこだわった甲斐もあり、購⼊を決めた個⼈投資家の⽅は「エリア特性に合った、とてもいい物件に出会えた」と喜んでくださいました。
どんな売主様、買主様と出会えるかが、仕⼊れ担当のすべてだと思っています。普段から仲介業者の⽅等とこまめに顔を合わせ、お互いにWin-Winになる情報交換を重ねていくと、少しずつ仲間意識が芽⽣えていきます。「この情報をHさんに教えてあげよう」「この⽅を紹介してあげよう」と思ってもらえるかどうかは、コツコツと積み重ねた信頼関係にかかっていると実感しています。
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CHAPTER04 感謝の⼿紙を、
今も⼤事にしまっている売主様の娘さんから⼿紙をいただいたことも、本プロジェクトの忘れられない出来事です。⼟地の売買契約では、売主様の売却意思確認のため、⼿書きの署名が必須です。売主様がご⾼齢ということもあり、事前に司法書⼠同席にて意思能⼒の確認も⾏いました。でも、ご本⼈は⼿⾜の動きがおぼつかず、署名できるかどうかが⼤きな課題でした。娘さんは、無事契約に⾄るようにと数⽇かけて署名の練習に付き添い、当⽇も10分以上かけてゆっくり署名する売主様を、私たちと共に静かに⾒守られていました。⼿紙には、そのときのお礼と、無事に⼟地を売却できたことが家族にとってどれだけ安⼼につながったかという感謝の気持ちが綴られていました。⼈との出会いやつながりを⼤切にしてきた私にとって、丁寧に書かれたその⼼のこもった⼿紙が本当にうれしく、今も宝物としてしまっています。2020年3⽉には無事、満室稼働で引渡しも完了となりました。
